仕事・人間関係

実は危険!?ポジティブ思考に潜むデメリットとは

ポジティブに考えよう!・もっと前向きに!なんて言葉を聞いた事はないでしょうか?

一般的に私たちは、こういった考え方をポジティブ思考と呼んでいます。
しかしこのポジティブ思考ですが、良いことばかりではなく間違った使い方をしていると危険かもしれません...

今回は、そんなポジティブ思考のメリットとデメリットを比較した上で正しい使い方を解説していきます。

今回の記事で学べること
・ポジティブ思考のメリットとデメリット
・ポジティブ思考とプラス思考の違い
・ポジティブ思考の正しい使い方

そもそもポジティブ思考って?

まず今回のポジティブ思考について、簡単に定義したいと思います。
ポジティブ思考とは、「物事を前向きに捉える思考法」のことです。

また、ポジティブ思考が出来るタイプには次のような特徴・メリットがあります。

  1. 自己肯定感が上がり、困難な事態にも対処しやすい
  2. 行動を自ら起こすことで変化を楽しむ
  3. 無意識に発する声やテンションが明るくなるので、周りにも良い影響を与える

そのため、ポジティブ思考を意識的に鍛えること自体は、物事を良い方向に導けるので鍛えておいて損はない能力です。

ポジティブ思考のデメリット

一方で何の考えもなくポジティブ思考だけを鍛えていては、使い方を間違った時に非常に危険です。

なぜなら、目的や理由(軸)がないポジティブ思考はただのお馬鹿さんになっている可能性が高いからです。

例えば、ある高校野球の野球部の場面で考えてみましょう。

例:○○高校は、甲子園の県予選の準決勝で途中までは良い内容で試合を運んでいましたが、最後に逆転の一発を浴びて惜しくも敗れてしまいました。

普通の部員A「あぁ、負けてしまったな...あと少しだったのに...」

とにかく明るい部員B「そうだね、あと一歩だった...けど今回の敗戦をバネに次頑張ろう!」

A「いや、まぁ気持ちは前に向かないといけないのは分かるんだけど、さすがにそこまで一瞬では...」

とにかく明るいB「うん!そうだね!でも本当に次があるから、こっから頑張ろうよ!」

A「.......」

いかがでしょうか?まぁ、さすがにここまで極端な例もないと思いますが、これに似たことが起こっているのもまた事実です。

シンプルにウザいですよね?

上の野球部員のように何の考えもなしにただ明るくなっているだけでは、本当に馬鹿で終わってしまうので十分に気をつけましょう。

ポジティブ思考とプラス思考の違い

ここまではポジティブ思考のメリットとデメリットについて解説しました。

ここからは、似た言葉であるプラス思考との違いについて解説します。

ポジティブ思考もプラス思考も「物事を明るく捉える」と言う意味では共通しています。

ただし、より掘り下げて言うならプラス思考は、「物事が肯定的に出来るようにする思考法」のことです。

先ほどの野球部の例で話しましょう。

普通の部員A「あぁ、負けてしまったな...あと少しだったのに...」

プラス思考な部員B「そうだね、あと一歩だった... それでも、よく考えてみたらAの投球は相手にほとんど隙を与えてなかったよね!
後は守備力だけだった...本当に申し訳ない」

A「いや、肝心なところで打たれた俺も悪い...今回のことで改善すべきところも分かったし!」

プラスB「段々と個々人で何が必要なのかが見えてきたよね! 次はそれそれが思う改善点と向き合ったら必ず勝てるよ!」

A「うん!

と明るいだけではなくて、どこをどうすれば次に繋げていけるのかを考えて発言するのがポイントです。

これで、ただのお馬鹿さんから改善を促せる人になることができます。

まとめ

と言うわけで今回は、実は危険なポジティブ思考について解説しました。まとめると

  1. ポジティブ思考は、物事を前向きに捉える能力のこと
  2. ポジティブ思考は、周りに良い影響を与えるが何も考えていないと迷惑
  3. どこを改善すれば出来るようになるのかを含めて盛り上げるのがプラス思考

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