組織を動かすことにおいて、リーダーシップは強力な武器になります。ですが、何も理解せずに臨んでしまうと周りからの信頼が下がるかも...
今回は、そんな悩みを解決するためにリーバーシップを発揮するための力をまとめました。
そもそもリーダーシップとは?
まず始めにリーダーシップを簡単に定義したいと思います。
リーダーシップとは、組織をまとめて全員を一つの方向へ導ける能力の事です。文字通りlead (導く) から来ている言葉になります。
どんなに優れたプレイヤーでも、能力だけで組織を導くことは不可能ですし、そもそも組織を導く能力が無ければ真に優れているとは言えないでしょう。
では、そんな優れたリーダーになるための資質とは何でしょうか?
方角を決める
共通理念を定めると言っても良いでしょう。優れたリーダーが所属する組織は、優れた組織になっていきます。
そしてそんな優れた組織に必要なものは、全員が同じ方向に向かって進むための共通理念です。
高校野球で例えてみましょう。もしあなたが野球部のキャプテンであったとして、目標は「甲子園で優勝すること」であったとします。
この場合、野球部の全員が同じ想いなら問題ありませんが人によっては「甲子園出場!」「去年よりは良い結果を」などとバラバラであった場合どうでしょうか?
ここまで目標がバラバラであってしまっては、個人に求められるレベルも練習の質や量も変わってくるため、チームが成長することは無くなります。
そのため、リーダーには「自分たちのチームは何を目指して進むべきなのか?」ここを明確に決める必要があります。
ここを明確にしていないとリーダーが不在の場合、何を軸・柱に取り組んでいいかわからなくなるため、何もしない組織が出来上がってしまいます。
柱が無い組織は脆く壊れやすい。なので、リーダーは、まず最初に進むべき方角を決めるようにしましょう。
余白を残す
いついかなる時でも片手は空けている状態を保つようにしてください。
なぜならリーダーには組織を俯瞰して全体を見守る能力が必須になるため、それを可能にするためには常に余白(余裕)を持って物事に取り組む必要があります。
例えば、あなたがある組織のリーダーに対して今すぐにしたい相談があったとします。しかしそんな時に「忙しいから後にして」と言われてしまった場合、どう感じるでしょうか?
人によっては忙しいから仕方ないと割り切れる方もいらっしゃると思いますが、そうで無い方もいらっしゃいます。
組織は必ず「人」が作ることを忘れないでください。そして人を大切にするためには人の話に耳を傾ける余裕が必要になってくるのです。
最後に
それでは今回の内容をまとめます。
- リーダーシップとは、全員を一つの方向へ導ける能力。
- リーダーは、組織が目指すべき方角を明確に決める。
- リーダーは、余白を残して物事に取り組む
- 組織は必ず「人」が作る。