今回はこれから大学の研究室を選ぼうとしているあなたに適切な場所を選ぶ方法をご紹介します。先に結論から言ってしまうと
- 研究室に貼り紙がたくさん貼ってある
- いつも実験している
- TAの数が極端に少ない
以上の3点が注意して見るべきポイントになります。
ちなみに私は、ついこの前までブラック研究室と呼ばれる場所(インペルダウンと呼ばれていた)に3年間所属していたので、かなり深いところまで知っています。
具体的には、教授がドメンヘラ&独裁主義者の両方の性質を合わせ持っていた方だったんですね(笑)。
ここらへんの話は書き出すと長くなっていくので、またの機会にお話しします。まあ、ブラック研究室なんて結局は教授の在り方一つで変わってしまうわけなので、そこはもうしかたない事かと...笑
研究室内に貼り紙がたくさん貼ってある
所属している学生がやりたくない業務までやらされている可能性が非常に高い研究室の特徴です。
特にやる意味もないのに教授が満足するだけの目標を書いたり、これ見よがしな成果だけを提示したりなど様々ですが、ようは甘い言葉には騙されないように気をつけようと言うことです。
具体的な張り紙としては、
「仕事は段取り8割」「実験するぞオーバーナイト(終夜)で」とか、後はこれまで出した論文などを貼っているのを見つけても要注意ですね。
「仕事は段取り8割」なんかは良い言葉じゃんって思うかもしれませんが、これって厳密に言えば教授が学生に休む間もなく働けってことを暗示しているだけなんですよね...
と、こんな感じで研究室内に貼り紙がたくさん貼ってある研究室を見つけた際は、要注意です。また、ただ貼ってあるだけで判断するのではなく、その内容もしっかり見てから判断しましょう。
いつも実験している
「いや研究室なんだから実験するのは当たり前じゃん」って思われる方も多いですが、そうじゃないんです。本当にいつも実験しているんです。
平日はもちろんのこと・毎週の土日・ゴールデンウィーク・お盆・お正月までも本当にいつも実験しているんです。マジでヤバいところって言うのは、休まないんです。
休むべきなんです、本来であれば。でも休ませてもらえない...労働基準法なんて適用されませんからね。
確認したいと言う方は、実際に研究室に足を運んでみることをオススメします。めんどくさいかも知れませんが、土日に見学することを強く勧めます。
本当に毎週のようにやってますから。本当にきちんとした場所なら休むことも大切ってことを理解されてますので、ずっと実験させるなんてありえないです。
ちなみに補足説明として、夜遅くまでやっているというのは、ヤバい研究室に分類はされません。
研究室というものの性質上、朝の9時から夜の21時~23時までやっているというのはザラですので、それが嫌と言う方には、研究室自体をオススメしません。
TAの数が極端に少ない
前述したいつも実験をしているにも絡んだ内容ですが、要はいつも実験をしている=TAすらまともにさせてもらえない と言うことです。
教授の意向でこの実験をして、結果をすぐに持って来いなどのサイクルを繰り返しているとバイトどころかTAすらまともにさせて貰えないのが現状です。
例えば、もしあなたが研究室に所属していて週に1度何かの基礎実験を学生に教えるTAをやろうとしたとします。
教授サイドにその行為自体を禁止することはできませんので、認めざるを得ないです。
しかしながら、成果が一刻も欲しい教授は、ほぼ無理難題のような実験量を課すことでTAになることを防いできます。
もし一週間缶詰にならないとできないような実験量が舞い込んできた場合、それに並行してTAをやることは可能であると思いますか?
答えは、不可能です。なので、そんな状況に陥ってしまった人は、間違いなくTAを捨てなかればならない状況に追い込まれてしまうのです。
と、こんなことが頻繁に起こってしまうからヤバい研究室っていうのはTAの数が極端に少なくなってしまうんですね。
なので、皆さんも研究室を選ぶ際は、ぜひ一度TAの数にも注意してみてください。
と言うわけで今回は、これから大学の研究室を選ぶ方向けにヤバい研究室の特徴をピックアップしてみました。まとめますと今回は、
- 研究室内に貼り紙がたくさん貼ってある
- いつも実験している
- TAの数が極端に少ない
の3点に気をつけた研究室選びを心がけてみてください!それではまた!